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(将棋の方の)雑記  緊迫を観戦するには

将棋のいいところは、ハズレが少ないことだ。どの対局を観ても、わりと中盤以降は緊迫した展開になる。これ、スポーツだとなかなかそうはいかないのだ。
 
野球は早い回から大差の試合があり、サッカーは途中から引き分け狙いでダレる試合がある。毎度手に汗握る展開にはならず、むしろそういう試合を観られたときの方がウンがいいと言ってもいいくらいだ。
 
野球などはヘンなクセがついて、早く帰ったときや家でゆっくりできるときは夜9時からのNHKニュースを観るのが習慣となった。番組最後のスポーツコーナーのプロ野球速報で、延長に入っている試合をチェックする。それを確認したらBSやCS、地域の放送局などで試合を放送しているところを捜し、やっているところを見つけたらそれを観賞する。そうすれば緊迫した場面だけを見られることになってまことに都合がいい。いいとこ取りでファンの風上にも置けない方法だが、緊迫するかどうか分からない時点から毎日ずっと試合を観る時間など取れないのだから仕方がない。
 
特定の球団のファンであれば、大差だろうが勝ち試合なら楽しめるだろう。しかしぼくは近鉄難民で2004年球団消滅(ぼくの中では吸収ではない)以降、特定の球団の応援はせずパ・リーグ全体の応援となっている。とても全部を観ていられないというものだ。
 
そこでこうやっていいとこ取りとなった。だからぼくは先発投手をほとんど観ていないしあんまり知らない。森福や益田や青山こそエースだと思っている。
 
それでも緊迫した場面は観られても、大逆転劇にはほとんど出会えないのが残念なところ。均衡した場面から観るのだから当然だ。ウンよく先行勝ち越し後の逆転劇というのを観られることもあるが、アウェイチームの逆転劇を観ることは皆無なのだ。
 
そうそう、将棋は逆転劇をたくさん見せてくれるのもとてもいいところ。実に観戦者思いだ。もっとも逆転される棋士にとってはたまったものではないだろうが…。
 

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2013年5月10日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ

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