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(将棋の方の)雑記  将棋道場

将棋道場というか将棋センターというか、ともかく、将棋を指すお店。それに初めて行ったのは立川にあるお店だった。前回のブログに書いた、将棋ペンクラブに入った頃だったと思う。つまりは10年前くらい、ということ。
 
どうして立川かというと、家が近くて外からは見たことがあったというのと、『近代将棋』誌で連載していた崎浦さんという方のブログが面白かったということがあった。
 
土曜日だったので、場外馬券場のある立川南口はけっこう混み合っていた。穏やかな気候で晴れ渡る日。こんな日に室内競技ももったいないかと思いながら入店した記憶がある。
入って見回したが、崎浦さんらしき人は見当たらない。もちろん崎浦さんという方の顔は知らなかったが、おじいさんが2人だけなのだから間違えようがない。
ぼくは受付の年配の女性に席料を払いながら初めてということを伝え、棋力を聞かれたが見当がつかなかったのでまずは指してみようということになった。
1局目は相振り飛車で勝ち、次は飛車落ちで負けた。その後はおじいさん同士で指し始めたので、相手がなくてしばらく観戦していた。
ようやく1人来て、その人もおじいさんだったが、受付の人に促されて指した。こちらが振り飛車で相手が急戦。バタバタと3局指して全部勝った。相手のおじいさんは投了するとすぐに駒を並べ始めて次の対局に入る。この日が初めてだったので、なるほど、道場では感想戦などやらないものなのかと思ってしまった。
延々と続きそうな感じがして、3局目が終わったときに断わって席を立った。入店してから5時間くらい経っていて、気疲れも感じていた。
 
その次の土曜日も行ってみた。この日も相手はおじいさんで、ちょうど駒組みの終わったあたりで隣の中華屋から出前が届いた。ビンビールに春巻きとザーサイ。店のテレビはグリーンチャンネルで競馬を流していて、ここってなんだか大人の遊園地だなぁとぼくは思った。おじいさんは春巻きにカラシをたっぷりつけた。そう、ビールと一緒のときはカラシ多めだよなと納得した。
互いにがっちり組み合ったのに、短手数で終わってしまった。王手金取りが決まり、「こりゃダメだ。投了だな」とおじいさんが言って勝負が終わった。
その次は中年の男の人と指した。こちらが優勢だったが、逆転負けした。男の人は破顔一笑。ぼくもつられて笑ってしまった。
そしてまたおじいさんと。最初の人とは違うおじいさんだ。その人も終わると感想戦もなく並べ始める。またもやバタバタと数局指した。で、先週と同じく気疲れを感じて席を立ち、店を出たのだった。
これが将棋道場初体験だった。

 

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2013年4月22日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ

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