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某日日記  その8

夕飯を兼ねて、なじみにしている近所の居酒屋に。

Mさ来という、いやいや伏字にする意味がないか、えっと、村さ来というチェーン店だ。ここ、チェーン店なのにメニューが個人店以上に充実している隠れた名店だ。ぼくは味覚に鈍感なのだが、連れて行く友人がことごとく絶賛するので名店であることは間違いない、と思う。
このお店のホール担当Mさんは将棋好きで、すいているときは将棋の話をする。店内をぐるっと回るときにぼくの席で立ち止まり、ちょこっと話す。そしてまたぐるっと回り、ぼくの席でちょこっと。その繰り返し。その間合いがなんとも味があって、気に入っている。もちろんぼくが友人と一緒のときは話してこないが、ぼく一人か妻と一緒のときはちょくちょく立ち止まって話す。ぼくの妻が行方ファンということを知っているので、この前は「NHK杯勝ってよかったじゃん」というのが第一声だった。チェーンの居酒屋で第一声がNHK杯将棋トーナメントの内容というのは、なかなかないのではないだろうか。

Mさんはしばらく前、東京将棋会館に通っていたということだ。今とシステムが違っていて、当時のことを聞くのが楽しい。ポイントを集めるとプロと指導対局できるということで、一時期ポイント集めに夢中になっていたということだ。

訪れた晩はすいていたのでたっぷり将棋の話ができた。できれば週イチくらいで通いたいものだとホッピーを呑みながら思う。
 

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2013年6月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ

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