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(ペンの方の)雑記  古書目録が届いた、2

それで昨日の続き。

「日英米独佛露華対訳鉄道辞典」というのが数ある鉄道本で最も興味を引く一冊。北半球をほぼ網羅しているからかなりボリュームのある本かと思うが、2000円とお手頃価格なのを見るとたいした厚さではないのか。本の形(なり)が気になる。
この本以降、リストは世界各国の本へとなる。「韃靼通信」は戦前の本。戦前と言ってもぼくは京都生まれではないので応仁の乱の前という意味ではなく第二次大戦前。昭和15年刊だ。版元は生活社となっているが、当時はタタールが生活に密着していたのだろうか。ホントに古書目録は謎の宝庫で飽きない。

「タイ國概観」も昭和15年刊。「国」の字だけでなく「観」も旧字だが、パソコンから字が出てこない。「比律賓史・上下」は昭和17年刊で、「ろしあ風土記」が昭和25年刊。戦前は漢字表記しないといけなかったのか。

刊行年が想像を掻き立てるお手伝いをしてくれる。「家を建てる人の為に‐和洋住宅の實例‐」はタイトルだけ見れば今現在の本かと思うが、昭和3年刊だ。当時は洋風住宅の貴重な手引きだったのかもしれない。「都市交通問題研究」も昭和3年刊。家も交通も永遠の課題というところか。

ない刊行年が昭和20年と昭和64年。とても少ないのだろう。きっとこういうのを専門に集めている人もいるのだろうと思う。今やどんなマニアもいる時代だ。

夏の開催にはぜひ行ってみたいものだ。

 

 

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2013年5月12日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ

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